Imsanity｜画像を自動でリサイズしてくれる神プラグインの設定と注意点

WordPressで画像をアップロードするときに、元の画像が入手先によって違いますよね。

とくにスマホの撮影画像のように、サイズの大きすぎる画像はデータとしても重たいですし、表示速度にも影響してしまいます。

しかし、いちいち画像のサイズを調整（リサイズ）するのはかなり面倒くさい…。

そこで便利なのがこの「Imsanity」というプラグインです！

ブログを始めたばかりの初心者さんから、中級者以上のブロガーまで幅広い利用者の多いプラグインなので、安心して使えますね。

この記事を読んでサクッと設定を済ませて、快適なブログ運営を目指しましょう！

プラグイン「Imsanity」ってどんなプラグイン？

「Imsanity」は、設定した画像サイズに自動でリサイズしてくれるプラグインです。

これからアップロードする画像はもちろん、「Imsanity」をインストールする前にアップロードされていた画像も一括で修正できます。

「画像のサイズを修正すると、なにかいいことがあるの？」って思いますよね。

じつは、こんないいことがあるんですよ。

画像のサイズがバラバラだと、記事の見た目がデコボコになってしまい、カッコも悪いし、読みにくい印象を与えます。

また、スマホで撮影した画像のように、そのままだと大きすぎる画像は、めちゃめちゃ重たい状態なんですよ。

ということは当然、表示速度が遅くなりますし、なかなか出てこない画像を気長に待ってくれる読者さんばかりではありません。

ほかの記事に移ってしまうことをできるだけ避けるためにも、「離脱率」をあげないようにするべきです。

また、画像のリサイズは画像編集ソフトで一枚一枚を手動で編集するという方法もありますが、働きながらブログやってるとこの時間がとにかく惜しい！って思っちゃいます。

作業時間の短縮のためにも、楽できるとこは楽していきたいですよね。

プラグイン「Imsanity」のインストール・設定方法

それでは「Imsanity」のインストールをしましょう。

WordPress管理画面の「プラグイン > 新規追加」で、「プラグインを追加」の画面より「Imsanity」と入力、またはコピペして検索してください。

するとちょっとホラーな感じのアイコンのプラグインが出てきますので、「今すぐインストール → 有効化」してください。

以上で、プラグイン「Imsanity」のインストールは完了です。

続けて、設定もサクッと終わらせちゃいましょう！

「Imsanity」の設定方法

「Imsanity」の設定は、めちゃくちゃ簡単です！

まず、WordPress管理画面より「プラグイン > インストール済みプラグイン > Imsanity > 設定」、もしくは「設定 > Imsanity」で設定画面に移動します。

画像のような設定画面になりますので、赤い枠で囲っている部分を入力していきます。

最初の3つの項目は、それぞれの画像の最大サイズを入力します。

入力した数字より大きな画像は、自動で設定されたサイズにリサイズされます。

僕が幅1200に設定している根拠は、Googleの推奨している画像の幅が1200ピクセル以上とされているためです。

Article オブジェクト（一部抜粋）

記事またはAMPストーリーを表す画像へのURL。

検索結果の形式が異なるため、次の画像ガイドラインは一般的なAMPページにのみ適用され、AMPストーリーには適用されません。AMPストーリーには、画像に対するさまざまな要件があります。

• 画像の幅は1200ピクセル以上である必要があります。
• 最良の結果を得るには、16x9、4x3、および1x1のアスペクト比で複数の高解像度画像（幅と高さを乗算する場合は最小800,000ピクセル）を提供します。

出典：Google Search > Reference > Article objects > image

「その他の方法でアップロードされた画像（テーマヘッダー、背景、ロゴなど）」では、AFFINGER5のヘッダー推奨サイズを入力しています。

画像の中では「PNG 形式を JPG 形式へ変換する」にチェックを入れていますが、高画質を重視する場合はチェックを入れないでください。

「PNG形式」は画質がいいのが特徴ではあるのですが、他にもいろいろな情報を多く含んでいることから、画像が重たいというデメリットがあります。

このブログでは表示速度にもこだわっているので「PNG →JPG」に変換して、データの軽量化と表示速度の速さを目指しています。

個人の感想ではありますが、気になるほど画質が落ちているような気はしていませんね。

「Imsanity」の設定は以上です。

今後、画像をアップロードするたびに、設定した画像サイズに自動で変更されていきますよ。

アップロード済みの画像もリサイズしておこう！

設定項目の下に「一括画像リサイズ」の項目があります。

これは、すでにアップロードされている画像を、一括でリサイズするというものですね。

下のほうにある「画像を検索」をクリックすると、リサイズが必要な画像の検索が始まります。

検索が終わったら、「選択した画像のサイズを変更する」をクリックしてリサイズを開始します。

もし、250枚以上の画像がある場合は、終わるまで繰り返してください。

プラグイン「Imsanity」の使用上の注意

「Imsanity」を使用するとき、とくに「一括画像リサイズ」をするときは、次の点に注意しましょう。

ひとつずつ、解説していきますね。

透過画像はPNGのままにしておかないと透過されない

透過というのは、表示させたい部分以外を透けさせる表示の方法です。

よく使われているのがブログのロゴ部分で、このブログでも利用しています。

この透過なんですが、ほとんどの場合「PNG形式」になっているため、「JPG形式」に変換してしまうと透過されず、四角い表示になってしまいます。

「PNG → JPG」への変換を設定しているのであれば、一度解除してから透過させたい画像だけアップロードし、アップロードが終わったら設定を戻すようにしてください。

「その他の方法でアップロードされた画像（テーマヘッダー、背景、ロゴなど）」にチェックを入れていない人は大丈夫です。

指定サイズより小さな元画像は大きくならない

たまに勘違いされている方がいますが、このプラグインで設定しているのは「最大サイズ」で、この大きさを超えたら処理しますよ、というものです。

なので、設定値より小さな画像は、最大サイズに合わせて大きくなったりはしません。

画像をダウンロードするときに、気持ち大きめなサイズを選択すると、キレイに表示できますよ。※小さい画像を拡大すると画質が粗くなるため。

設定を小さくしすぎるとヘッダー画像に利用できないこともある

ヘッダー画像は、お使いのWordPressテーマによって推奨サイズがあります。

その画像よりも小さくリサイズしてしまうと、ヘッダー画像に使用できなかったり、やたら画質の粗い状態になったりします。

もしこのような状態になるようでしたら、一度プラグインを「無効化」してヘッダー画像をアップロードしなおし、もう一度有効化すればOKです。

画質優先の大きな画像も自動でリサイズされてしまう

ブログのタイプによっては、風景画像や料理画像など、高画質で読者のかたに見てほしいものってありますよね。

しかし、このプラグインは設定すると、今後すべての画像を自動でリサイズしてしまうため、設定している数値によっては若干の画質の低下が起こる可能性もあります。

勝負画像のときだけプラグインを無効化するか、「Imsanity」を使わないで性能のいい画像編集ソフトを利用したほうがいいかもしれません。

まとめ

今回の記事では、「Imsanity」というプラグインを使って、自動で画像のリサイズをしてもらうための設定方法と注意点を解説しました。

僕みたいにパソコンが苦手な人にとっては、かなりありがたいプラグインですよね。

記事中で解説した注意点に気をつければ、画像サイズの揃った、見た目にも美しい記事になります。

また、表示速度が早ければ読者さんの「離脱率」の悪化を防ぐことにもつながります。

こうした細かい配慮の積み重ねって、読者さんの読みやすさを追求するうえでは、なにげに大事なことです。

プラグインを多く入れると重たくなってしまいますが、こういった便利なものは積極に使っていきましょう！